どうしよう!?海外顧客との会議用のお菓子

海外ではお菓子を食べながら会議をすることがあるそうです。
糖分補給をして会議中にイライラしないようにしているのでしょうか…。

こんな事情から、海外の顧客が来日されて会議をする時には、お菓子を準備しています。

とはいえ、お菓子を買いに行ったときに結構迷うんですよね。
「これはちょっと子どもっぽいかな?」とか「外国人の口に合うのかなぁ?」とか。
スーパーのお菓子売り場で眉間に寄せている人がいたら、私かもしれません。

今回は綾里流、海外顧客との会議用のお菓子の選び方をご紹介します。



とりあえず、これだけあればOK!


「お客様も少ないし、予算も少ないし、今回は少なめでいいかなー」というときはこちら。
1個入りのお菓子をおしゃれなカゴに入れるだけで、それっぽく見えます。


キャンディー(1個包装のもの)【★★★】


とりあえず、キャンディー系は入れます。
いろいろな味が入っているものを1つ買っておけばOKです。
※棒付きキャンディーはやめておきましょう。


チョコレート(1個包装のもの)【★★★】 


こちらも定番、一口サイズのチョコレートを入れましょう。

シンプルな単一味のもの、「ミルク×ホワイト」「ミルク×いちご」などのコンビネーションもの、アーモンド入りのものなど、他に選んだお菓子とのバランスを見ながら選んでみてください。


あられ菓子(1個包装のもの)【★★ 


甘いものばっかりでは飽きてしまいますよね。
やっぱり塩っ気もほしい!ということで、1口サイズのあられ菓子を入れておきましょう。



華やかに見せるために入れたいもの


いわゆるファミリーパックに入っているような小袋サイズのお菓子や、1個入りだけれども1口サイズではないようなお菓子です。
この辺りを入れると華やかさが格段にアップしますので、予算に合わせて入れてみましょう。


スナック系(小袋)【★★★☆☆】


みんなが大好きなスナック系は無難ですね。
一口で食べられるものやスティック系を選んでください。


ふんわり洋菓子系(1個包装のもの)【★★★☆☆】


必ずしも有名店や高級店で買う必要はありません。
スーパーのお菓子コーナーには、個装のバームクーヘンやマドレーヌが置いてあります。

固いお菓子ばかりでも単調なので、食感を変えるという意味でもふんわりしたお菓子をいれてみてください。



クッキー・ビスケット系(小袋)【★★★☆☆】


いわゆる焼き菓子です。

日本のお菓子メーカーがこだわっているジャンルだと思います。
チョコレート系とそうでないもののバランスを見ながら、選んでみてくださいね。



話のネタになるようなお菓子


事務的に準備するのであれば、以上で十分です。

でも、私はそれだけではつまんないと思います。せっかくのおもてなしです。例えば、休憩中の話のネタになるようなお菓子を選んでみるのはいかがでしょうか?

単なる私の自己満足かもしれませんが、機会があれば選んでみてください。


和風味のお菓子【★★☆☆☆】


抹茶や、きなこ味のチョコレートを海外で食べることはないでしょう。せっかく日本にいらっしゃったのですから、ぜひ試してもらいたいなぁと思っていますので、手にしていただけるかは別として、お店で見つけたら選ぶようにしています。

実際に、ドイツ人女性の方に抹茶味のチョコレートを気に入っていただけたことがありました。


季節限定パッケージのお菓子(小袋)【★★☆☆☆】


定番のお菓子でも季節限定パッケージ品があります。
節分、ひな祭り、こどもの日など日本の行事になると、特色のあるパッケージのお菓子が売られています。少しでも日本の文化を感じてもらえたらいいなぁという気持ちで、こういったお菓子を選びます。

もちろん、ハロウィンやクリスマスなど海外の方でもわかるようなものでも、売られていれば選ぶようにしています。



選ばないお菓子


反対に私が選ばないようにしているお菓子もご紹介しておきます。
「そこまで気にしなくてもいいじゃん!」と思われる方はスルーしてください。


ニオイのきついお菓子【☆☆☆☆☆】


あくまでも会議中に召し上がっていただくものなので、会議の邪魔をしてはいけません。
ニオイがきつい商品は避けるようにしています。


食べかすが気になりそうなお菓子【☆☆☆☆☆】


一口では食べることができなくて、バリバリっと食べるお菓子は避けるようにします。
机にもこぼれるとお客様も気になるでしょう。床にこぼれても自分たちの後片付けが大変です。誰も得をしないので避けるようにしています。


パッケージを見ただけでは何かわからないお菓子【☆☆☆】


私は中身が見えるような透明の袋に入っているものや、透明でなくても商品の絵がパッケージに書かれているものを選んでいます。

「大体のお菓子は、パッケージに写真が入っているんじゃないの?」と思われるかもしれません。
しかし、ファミリーパックに入っている小袋のお菓子の場合、カタカナの商品名だけが書かれているというものもあります。

日本人なら商品名でわかるかもしれません。しかし、外国人の方に商品名だけでどんなお菓子か想像がつくでしょうか?


イメージとしてはこんな感じです。

『たくさんお菓子が入っているカゴがあります。その中に、読めない言語で書かれた得体のしれないお菓子があります。会議中にあなたはそれを手に取りますか?』


私なら避けます。透明な袋に入っているチョコレートがあればそちらを手に取ります。

商品名だけでなく、”cookie”など英語で一言でも名称が書かれていればいいんですけどね…。

有名で、しかも個人的に好きなお菓子でも、パッケージ次第では選ばないようにしています。



まとめ


以上が、綾里流のお菓子の選び方です。


会議後に片づける際にどのお菓子が減っているかは必ずチェックしてください。
あきらかに減っているものは、次回の来社時にもぜひご用意したいものです。

また、何種類も選ぶのであれば、その中の1つぐらいは冒険してみても問題ないと思ってます。
いろいろ試してみてくださいね。


おもてなしの心だけは忘れずに!